一括見積もりと工事のお金約1分で読めます
職人の手間を削る値下げは、本当にお客様の得になるのか
必要な作業時間と適正な報酬を守ることも、工事の品質を考えるうえで重要です。
過去に一括見積サイトへ加入し、脱退した施工会社の立場からお伝えします。
01手間は、ただの上乗せではありません
養生、下地の調整、取り付け後の確認、片付け。完成写真に写りにくい仕事にも人の時間が必要です。
見積もりから人件費を減らせば必ず効率がよくなるわけではありません。何の工程をどう短縮するのかが説明されない値下げには、注意したいところです。
02手数料から賃金を決めつけない
紹介料がかかるという理由だけで、その会社の職人が原価ぎりぎりで働いているとは分かりません。雇用や外注の条件、工事原価は個別に異なります。
私たちが伝えたいのは特定の働き方への決めつけではなく、必要な仕事を無理なく続けられる金額で発注することの大切さです。
03よい値下げと無理な値下げ
工事の同時実施で重複する搬入を減らす、必要のないオプションを外すなど、内容を明確にした調整は検討できます。一方、必要な工程を説明なく減らす調整は避けたいものです。
お客様が求める完成条件と、現場に必要な手間の両方を守る相談をしましょう。
相談前の確認ポイント
- 値下げの方法と、減る作業を確認する
- 削ってよい希望と、必要な工程を分ける

